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科学がつきとめた運のいい人【中野信子】

結論
幸運は皆に公平に降り注いでおり、それに対して私達は主体的に関わっている

運がいいかどうかというのは、その幸運を拾えるタイプなのか、そうでないのかの違いである

中野先生の主張


幸運は私たちに公平に降ってくるものであり、運がいいか悪いかというのは、その目の前の幸運を掴めるか掴めないかの違い


幸運をつかむために必要なこと

  • 試行回数を増やす
  • チャンスに気付ける
  • チャンスに飛びつける



運がいいのか運が悪いのかというのは、その人の考え方や行動のパターンによって、作り出されるものである

運がいい人になる3つの方法


自分で自分を大事にすること


 ・自分を大事にするという行動パターンを持っている人の方が運がいい人だと言える
 ・自分を大事にしている人は周りの人からも大事に扱ってもらえるから
 ・運の良し悪しには他人と良い人間関係を築けているかということが大きく関わってきます
 ・良い人間関係から良いチャンスが生まれたり、大きな成果をあげることができる社会的な生き物だからです
 ・良い人間関係からはセロトニン、オキシトシン、ドーパミン、エンドルフィンなどの脳内物質の分泌を促す

 セロトニン(幸せホルモン)
  軽い運動 咀嚼 日光浴 入浴 良い人間関係をもつこと などで分泌
  メンタルの安定 やる気や活力 頭がすっきり ストレス解消 などの効果
 オキシトシン(愛情ホルモン) 
  人や動物とのスキンシップ 人や動物とのスキンシップ 慈しみの感情 愛情 などで分泌
  脳機能アップ ストレス軽減 過度な食欲の抑制 などの効果
 ドーパミン(やる気ホルモン)
  目標を達成する 目標を達成するとき 努力するとき 競い合う時などに分泌    
  やる気 活力 動力 などの効果
 エンドルフィン(脳内麻薬)
   激しい運動 心身のリラックス 心身の快感 を感じる時に分泌 
   多幸感・恍惚感 ストレスの解消 体の修復 脳機能向上 などの効果

この4つの脳内物質は良い人間関係によってよりたくさん分泌されます
人間が社会を形成することで命をつないできた社会的な生き物だから

運がいい人とは良い人間関係を持っている人
 理由
  幸運は人経由であることが多い
  幸運に気付ける
  掴みに行く活力

割れ窓理論
 建物の窓が壊れているの放置するとその地域では犯罪が起こりやすくなるという理論
 すでに大事にされているものは引き続き大事にされやすいというのが人間の心理です


 割れ窓理論という人間の心理は対人関係でも生じる
  自分のことを粗末に扱っていれば、周りの人も自分のことを粗末に扱い、自分のことを大事に扱っていれば周りの人も自分のことを大事に扱ってくれやすい
 ・自分のことを好きでいる
 ・自分に自信を持つ
 ・健康に気を使う
 ・身なりを整える

自分は運がいいと決め込む


 運がいいと思っている人と運が悪いと思っている人では困難に対する捉え方や対処法が変わる
 運が悪いと思っている人→失敗を運のせいにしてしまう
 運がいいと思っている人→運はいいのだから、改善や努力の余地があると考える
この対処法の違いが長い年月をかけて積み重なれば大きな結果の違いが出てくる   
自分は運がいいと思い込んでいる人のほうが何かと成長しやすいしそのことがさらなる幸運につながりやすい


他人との共生を目指す


 ・他社との共生を目指す人
 ・奪う人ではなく与える人   
 ・自分の成功だけでなくみんなの成功を目指せる人

 良い人間関係や良いチャンスを得ることができる運の良い人

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